【名演技】見事なラブシーンを演じ切った35人の女優

27位：安藤サクラ（あんどうさくら）

安藤サクラさんは芸能一家で育ち自身も女優となった人物。彼女は2009年に園子温氏が監督を務める「愛のむきだし」でカルト教団の勧誘員役を演じ、女子高生役の満島ひかりさんと濃厚なキスシーンを演じました。

そして2018年には「万引き家族」で妻役を務め、夫役のリリー・フランキーさんとの濡れ場は「平成で一番気持ち悪いラブシーン」と言われています。この時のラブシーンは「わざと美しくなく見せていた」そうで、偽りの家族として生きる家族を表現したのだとか。

そして視聴者に「これが本当の家族なの？」と疑問を持たせることが狙いでしたが、見事に安藤さんは演じ切っています。実際の出来事を題材に貧困家族を描いた同作は、カンヌ国際映画祭において最高賞である「パルム・ドール」を受賞しました。

濡れ場もこなす体当たり演技が評価された安藤サクラさんは、連続ドラマのヒロインや憧れだったNHK連続ドラマのオファーが来るようになったのだそう。私生活では2017年に第1子を出産し育児に専念するつもりだったものの、「万引き家族」を演じ子育てと両立させています。

26位：北村優衣（きたむらゆい）

北村優衣さんは映画・ドラマに多く出演している若手女優。彼女は2022年の映画「ビリーバーズ」にてヒロイン役で出演。本作は孤島で宗教教団がセックス集団に逸脱していく過程を描いた作品です。

彼女と2人の男性は、無人島でカルト的な生活を送る中で、性欲が解放されていきます。北村さんは左右差のある胸やオールヌードを披露。議長役の男性から行為を強要されるなど、過激な場面も満載です。閉ざされた空間で男女が生活すれば「行く先」は決まっているのかもしれません。

インタビューでは「この作品に出るということは、女優として腹をくくったということ」と話しています。あまりに激しいために「本当にやっている」と検証されるほどでしたが、現場でも「体当たりでぶつかってくる姿が凄かった」と感じたそうです。

ワイドナショーに世界不思議発見と、ビリーバーズ出演以前から様々な番組に出演していた北村優衣さん。2023年11月から株式会社「ノックアウト」に移籍しました。

2024年夏にはドラマ「初恋不倫」で、主人公の夫の不倫相手を演じており、胸の谷間を見せてのラブシーンに挑戦。性欲剥き出しのキャラをうまく演じています。