【閲覧注意】日本史上最も凶悪な事件ランキングTOP40

16位:福島悪魔払い殺人事件 – 1995年

犯人の江藤幸子
出典:マトリョーシカ 凶悪事件のデータベース 

福島悪魔払い殺人事件は、1995年7月5日に福島県須賀川市で発覚した殺人傷害致死事件です。祈祷師を名乗る江藤幸子は、除霊を称して他の信者達と共謀して7人の信者に激しい暴行を加えます。一連の除霊で6人が死亡し、1人が負傷しました。

死刑執行を報道するテレビ
出典:マトリョーシカ 凶悪事件のデータベース

江藤は1994年頃から霊能祈祷師の活動を始め、手かざしで腰痛などの治療を開始。彼女の手かざしで、痛みが消えた(とされる)人も多く、評判は日増しに高まりました。暴行で信者が亡くなった時、江藤は「魂が浄化されれば生き返る」と述べ、遺体を放置しました。

江藤の家には腐乱死体が散乱していた
出典:マトリョーシカ 凶悪事件のデータベース 

信者の家族が、身内を江藤家から連れ出した事で犯行は発覚。遺体は腐乱していましたが、信者達は「魂は死んでいない」という江藤の言葉を信じていました。間もなく、江藤や江藤に言われて暴行を加えた3人の信者は逮捕されています。

江藤は2008年10月5日に死刑が確定し、2012年9月27日に刑が執行されます。また3人の信者は無期懲役から懲役18年の判決が下りました。

15位:カレー毒物混入事件-1998年

事件発生直後に発行された新聞。世間に衝撃をあたえたのはいうまでもない。
出典:アルファポリス

カレー毒物混入事件は1998年7月25日に、和歌山県の夏祭り会場で起きた無差別殺人事件です。本来楽しいはずである夏祭りの会場が、殺人の現場にされてしまった悲しい事件でした。

事件発生当初、警察は食中毒が原因の集団食中毒として捜査をしていました。しかし、被害者の嘔吐物を検証したところ、中から毒物である青酸が検出され事態が一変。別の詐欺事件で逮捕された林が逮捕されました。

林真須美死刑囚
出典:NEWSポストセブン 

判決が死刑を言い渡されるまで、林は無罪を主張し続けていましたが、高等裁判所・最高裁判所が上告を棄却したため2021年6月に死刑が確定しました。しかし、林は現在も特別抗告を申請しています。

取材に応じる林真須美の長男
出典:magazine.ABC 

林は詐欺事件の前科はあるものの、カレーに青酸を入れる動機はありません。直接的な証拠もなく、冤罪説も根強いです。いずれにせよ林の家族は現在に至るまで誹謗中傷を受け続けてきました。2021年には長女と2人の娘が自殺。事件の余波はまだ続いているのです。

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1 COMMENT

匿名

吐き気がして 気分が悪くなりました。このような記事の編集者のメンタルの強さは人間離れしている

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