28位:埼玉愛犬家連続殺人事件 – 1993年

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埼玉愛犬家連続殺人事件は、1993年4月から8月に埼玉県熊谷市で発生した連続殺人事件です。ペットショップを経営する元夫婦の関根元と風間博子は、トラブルになった顧客ら計4人を殺害。この他に3人の男女が失踪していますが、立件されていません。
関根は「ボディを透明にする」として、遺体を店の役員の家で解体。肉は数cm刻みにし、骨は灰になるまで焼却し、それらは山林や川に遺棄されています。失踪者と元夫婦の関連が判明する中、マスコミは大々的に事件を報道し始めます。

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結果的に事件に協力させられていた役員が犯行を供述。被害者4人の遺体の一部が見つかり、関根と風間は逮捕されました。元夫婦は共に死刑判決を受けたものの、関根は2017年に病死。風間は現在も冤罪を訴えています。

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ちなみに店の役員は懲役3年の実刑判決を受けた後で1998年に出所。事件の顛末を著した本を出版しています。
27位:帝銀事件 – 1948年
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帝銀事件は、1948年1月26日に東京都豊島区の帝銀事件で起きた銀行強盗殺人事件です。東京都防疫班の服を着た男は「近くの家で集団赤痢が発生した。予防薬を飲んでもらいたい」と青酸化合物を飲ませ、それを飲んだ行員や客ら12人が死亡しました。

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結果的に8月21日平沢貞通という画家が逮捕されます。平沢は事件前後に詐欺事件を起こしていた他、出所不明の被害総額と同等のお金を預金していた等、不審な点はあったものの、確実な証拠と呼べるものはありませんでした。

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平沢は拷問のような取り調べを受けた後に犯行を自白しますが、これが警察の圧力である事は明白でした。1955年に死刑判決がくだるものの、彼が無実であるという意見は根強く、刑が執行される事のないまま1987年に95歳で死去しています。
事件当時の日本はGHQの占領下にあり、事件の影には旧軍関係者やGHQの声も疑われています。帝銀事件は戦後有数の凶悪事件であると共に闇の深い事件でもあるのです。
吐き気がして 気分が悪くなりました。このような記事の編集者のメンタルの強さは人間離れしている